時間外労働(残業)
時間外労働とは、労働基準法で定められた労働時間(法定労働時間)を超える労働のこといいます。
また、就業規則などで定められた労働時間(所定労働時間)を超えて労働することもいいます。
一般的には残業や超過勤務(超勤)といわれています。
現在、労働基準法では1週間に40時間(1日8時間)を超えて労働させてはならないとされています。
上記の労働時間を超える労働に対しては、割増賃金(残業手当)の支払いをしなければなりません。
時間外労働をした場合、通常の労働時間の2割5分増し(月60時間を超える時間外労働は5割増し、ただし中小企業は3年間の猶予があります)、法定休日に労働した場合は3割5分増しで計算した割増賃金を支払わなければなりません。